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2019.01.04|お知らせ

パン屋のインテリアは客目線で考えるのがポイント!

パン屋のインテリアは客目線で考えるのがポイント!

多くの人に愛されて繁盛するパン屋を開業するために、インテリアはとても大切です。いくらおいしいパンを提供する店であっても、店内のレイアウトや室内の雰囲気が悪くてはお客さんを引き寄せることは難しいかもしれません。魅力的なパン屋にするためには、お客さんの立場で考えることが重要です。


お客さんがほっとできるような温かみがあって、しかも商品を買いやすい機能的なお店にしましょう。どのような点に注意したらそのような店にできるのか、パン屋のインテリアについて解説します。

客の動きを考えたインテリアの配置をする

パン屋では、お客さんが自分でトレイにパンを取っていく方式が主流です。店に入ってから出るまでのお客さんの動線が、できるだけ短くなるようなレイアウトを考えましょう。お客さんがストレスなく商品を選び、レジに持っていくにはどのように並べるのがよいか、また、ほかのお客や品出し作業する店員とぶつからなくてすむかという点も考慮します。


パンは、かごに入れてカウンターかテーブルに並べる形式が取りやすいのですが、スペースの関係で棚を作って陳列しなくてはならない場合もあるでしょう。平均的な日本人にとって、一番目につきやすい陳列棚の高さは、床から135cmくらいです。コンビニでは、その高さに売れ筋商品を並べています。


しかし、手で商品をつかんでかごに入れるコンビニとは違って、パン屋の場合はトングではさんでトレイに置くという作業が必要になります。また、衛生上の理由で、あまりに低い場所にパンを陳列するのは避けるべきです。そのため、パンは、床上65~125cmくらいの間に2~3段の棚を作って並べるのが好ましいでしょう。棚の間には20cm以上は間隔がほしいものです。(※1)(※2)


※1.【クレアネットメールマガジン】人間の心理や行動をよく研究しているコンビニのレイアウトの話


※2.【ザ・タナ屋】べーカリー陳列台

壁材と床材を使い分けて空間を仕切る方法

店内にイートインスペースを作る場合、販売スペースと区切る必要があります。なぜなら、何らかの区切りがないとイートインスペースでパンを食べている人が落ち着いて飲食できないからです。


しかし、あまりにきっちりと区切らず、販売スペースにやって来たお客さんに、イートインスペースの存在を知ってもらうことも大切です。そのため、イートインスペースは緩やかに仕切られているのが理想といえます。可能ならば腰ほどの高さの仕切りを作ることを検討するとよいでしょう。


スペースを区切るために、場所によって別の床材や壁材を使いメリハリをつける方法があります。たとえば、販売スペースの床には明るめのリノリウムを貼り、イートインスペースには木調フローリング材を貼るというように、床材や壁材を使い分けることで緩やかな区切りが作れます。(※3)


※3.【ArchiCloud】おしゃれで人気のパン屋にするための店舗デザイン4つの法則とは?

パン屋のインテリアは色で個性をプラス!

パン屋の店内は温かみのあるベージュ系の色を基調にすると、パンの色とバランスがとれて、おいしそうに見せることができます。パン自体も、焼き色やタマゴ、ジャムなどのカラーを持っています。それらの色もインテリアのひとつと考えて美しく見えるように並べ方を考えましょう。


シンプルでナチュラル、しかも明るい雰囲気のある北欧調のインテリアは人気ですが、どうしても、ほかの店と似たり寄ったりになってしまいがちです。店独自の個性を出すためには、店の「イメージカラー」を決めてインテリアのポイントとして使用すると、お客さんに覚えてもらいやすくなります。


店の個性を表現する色を、単色か、またはチェックや花柄などの模様で、壁の装飾やイートインスペースのイスの座面などに使うとよいでしょう。

古材を使ったインテリアでレトロ感を出す

木を棚やカウンターなどに使うと、オシャレなうえに温かな雰囲気がただよって、やさしいイメージが生まれます。ただ、新しい無垢材は価格が高めで、時間が経過すると変形することもあります。そのため、「木目調」の合板を利用する店も多いのですが、やさしさや温かみは、どうしても本物の木には勝てません。


しかし、アンティークショップなどで見つけられる古材の家具を使えば、比較的安価にレトロでオシャレな空間を作ることができます。テーブルやイスを家具店でオーダーするのも良いでしょう。ブラウンやグレーなどの色のバリエーションが豊富な古材を販売している材木店もあります。


重要なことは、最初に「ヨーロッパ調」「カントリー調」「アジアン風」などと、インテリアの大まかな路線を決めておくことです。トータルイメージを先に決めると家具屋さんや内装屋さんへ発注する時にも説明しやすくなりますし、自分の希望に近い仕上がりが期待できます。(※4)


※4.【京都古材市場】トップページ

パンが美味しく見えて手に取りやすいインテイア配置を心がけよう

たくさんのお客さんに喜んでもらえるパン屋を開業するためには、お客さんの動線や目線を考え、「入りやすい」「見やすい」「買いやすい」店になるようなインテリアの工夫が欠かせません。店の雰囲気が良く、パンを落ち着いて選び買うことができると、お客さんはパンをよりおいしく味わえ、「またあの店に行こう」と思うでしょう。


お客さんはどう感じているだろうかという視点は、清潔さや接客態度などについても重要な見方です。つまり、「常にお客さんの立場で考える」ことがパン屋の基本で、そうすることで繁盛店になる可能性がより高くなるといえます。

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